PSAは前立腺がんの腫瘍マーカーであり、前立腺がんを早期に発見するために健康診断や人間ドックでPSAを測定することが推奨されています。

前立腺がんの診断には、前立腺に針を刺して組織を採取する前立腺針生検が必要です。一方、前立腺生検は前立腺がんの有無だけではなく、前立腺がんの悪性度（顔つき）、病期（広がり）を知るための非常に重要な検査方法です。

水分の調節と同時に老廃物の排泄をするはたらきをもつ腎臓に始まり、尿管、膀胱、尿道へと連なる尿路、および前立腺などの男性生殖器を中心に治療します。

前立腺は男性特有の「生殖器」のひとつです。生殖に関与する代表的な働きとして「前立腺液」の分泌があります。前立腺液は精液の主な成分のひとつで、精子を保護して活動を活発にする成分を含んでおり、精のうの中で精子などと混合され精液となります。

当院は、他医療機関で検診を受けて、PSA値が高い方の精査を受け付けています。平成30年度から、50歳以上の男性を対象に、前立腺がん検診を実施します。